国際ジャーナル 迷惑メール業者逮捕
世界にはいろいろな職業がありますが、そういえば私たちにとってはかなり迷惑なスパムメールも、スパムメールを送りつける仕事をしている人たちがいるんだってことなんですよね。というわけで、そのスパムメールに関するニュースなのですが、ロシアのモスクワ警察当局が、10月27日にモスクワ市内にある、なんと世界最大級の迷惑メール業者「スパムイット」の経営者の人の自宅などを、薬事法違反容疑で家宅捜索したことを明らかにしたそうです。うひょー、迷惑メール業者っていう職業なんて、あったんですね。もちろんみなさんご存知の通り、スパムイット社はメールの受信者の同意なしで、営利目的のメールを大量に送るスパムメールの手法で、バイアグラの模造品などの購入を呼びかけたそうで、ロシアの地元紙によればアメリカやヨーロッパなどで過去3年半に1億2000万ドル(100億円)以上の売り上げをあげていたのだそう。引っかかる人も引っかかる人だけど、すんごいボロ儲けのようですね~。警察の調べによれば、スパムイットを経営しているイーゴリ・グセフ容疑者は、電子メールに含まれたウイルスで利用者のコンピューターを感染させるなどの手段で、1日に500億通もの広告メールを世界中に送り付けていたのだそうですよ。インターネットって、一か所から世界を相手に出来ちゃうのが怖いですよね~。便利すぎるのも、考えものなのかも?9月末にスパムイットが活動を辞めて以来、世界的にスパムメールが減少したそうです。そりゃそうでしょ。
現代画報
報道通信社
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