日中首脳会談の延期というニュース
9月下旬において、国連総会の場を利用した日中首脳 会談が計画されていまし
た。しかしながら、この会談は、最近の尖閣諸島沖で発生した、海上保安庁巡視
船と中国漁船の衝突事件によって、見送ら れる公算となったそうです。この報
道はどのように考えればいいのでしょうか。国際ジャーナルでも、この問題に対
するこれからの分析を期待した いところですね。日本、中国政府ともに、首脳
レベルで意見交換する環境にはないとなっているそうです。これからの日中関係
の行方が心配です。 国連総会には、日本から菅直人首相、中国からは温家宝首
相がそれぞれ出席することになっています。この事件については、中国側の猛反
発が感じ られます。中国の領土に対する野心があるのではないかと思います。
他にも、台湾の漁船が抗議活動を見せています。この海域における緊張が、こ
れからも高まってくる可能性があると思います。このような状況で、日米安保な
ど、日本とアメリカの安全保障体制についても、改めて見直しが必 要となって
くるのではないかと思います。今回の首脳会談の見送りについては、事態が深刻
化するのを防ぐという意味があるのかもしれません。こ れからの動向に注意し
たいところです。
国際通信社
国際ジャーナル
トラックバック
尖閣諸島 国際法
尖閣諸島中国漁船衝突事件 中国側、要人の訪日を急きょ延期するなど反発強める
‎2010年9月14日‎ 沖縄の尖閣諸島付近で海上保安庁の巡視船と中国の漁船が衝突し、漁船の船長が逮捕された事件で、中国側は予定されていた要人の訪日を急きょ延期す...