現代画報社の現代画報の特集 アメリカ経済の行方における不安
アメリカの経済は今どんな状況になっているのでしょ うか。アメリカ経済の今
後の見通しについては、マスコミ各社でも様々な分析が行われていると思いま
す。国際ジャーナルでも、アメリカ経済の動 向について、これから特集しても
らいたいところです。今後のアメリカ経済の行方については、バーナンキ米連邦
準備理事会(FRB)議長が上院 銀行委員会の証言において、とても厳しい現
状認識を示したことが話題になっています。この発言によって、外国為替市場な
どを通じた日本経済へ の影響も考えておく必要があるのかもしれません。リー
マン・ショック以降の景気の落ち込みによって、各国政府は積極的な対応をとっ
てきまし た。その効果によって景気回復が進んできている感もあります。しか
しながら、FRB議長の考え方では、楽観的な景気回復のシナリオは難しく
なってきたことが伺えます。アメリカでは民間雇用が伸び悩んでいます。さらに
小売売上高など消費関連も調子はよくないみたいですね。これから アメリカ経
済がどのような状況になっていくのか、このことは世界の経済全体にも大きな影
響を与えていくのではないかと考えます。これからもア メリカ経済の動向につ
いては注意していきたいと思います。
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