評判のニュース記事より

生活保護を受けている人の自殺率が昨年全国平均の二倍を超えることが、厚生労働省の調査で明らかになったそうだ。生活保護者の自殺率を出したのははじめてだそうで、これから福祉事務所に精神ケアの専門家を増やすことなどを計画しているそうだ。
うつ病などにかかって仕事をやめざるをえなくなり、生活保護を受けているが、なかなか病院にもかかれずにそのうち自殺を考えるというようなことも簡単に想像できる。うつ病は社会からの疎外感や不安、焦りなどを強く感じやすい。生活保護を受けている自分をふがいないと感じてしまったり、世間に申し訳ないなどと思ってしまうことも多い。私自身も経験しているので、よくわかる。とてもつらいことであろう。
自殺を減らすというイベントをついこの間大々的に行っているのをテレビで見た。こうした対策がどのように自殺を防ぐことができるのかは不明だが、一人でも二人でも救えるならば、やるべきである。しかしこの先の見えない閉塞感がある限りなかなか自殺をふせぐことは難しいと思う。将来に希望がもてないから死んだほうがましだと思ってしまう気持ちがわからないではない。精神的ケアをもっとすすめていけるように是非頑張って欲しいものだ。

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